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技術や日常のログ

「考える技術・書く技術」を読んだのでメモ【書評】

わかりやすい説明を心掛けるため「考える技術・書く技術」を読んだのでメモ。
本書は書く技術、考える技術、問題解決、表現する技術の4部構成となっていた。
今回は書く技術の部分をまとめておく

書く技術

ピラミッド構造をどう作るのか
トップダウンで配列し、ボトムアップで考える

トップダウン型アプローチ

1.主題を書く
2.疑問を書く
3.答えを書く
4.状況を明確にする
5.複雑化へと発展させる
6.疑問と答えを再確認する

ボトムアップ型アプローチ

1.ポイントをすべてリストアップする
2.ポイント同士の関係を考える
3.結論を出す

導入部

導入部はストーリー形式にすべきである。
導入部は以下の3要素を含ませる
・状況 (Situation)
・複雑化(Complication)
・疑問 (Question)

・状況 :主題に関して確認されている事実
・複雑化:その次に起こった疑問へとつながる事柄
・疑問
・キーライン
 ・主ポイントに対して発せられる新しい疑問に答えを与える
 ・文書内容の展開を明らかにする

演繹的理由づけ

・世の中に実在する状況について述べる
・もうひとつ世の中に実在する関連状況について述べる
・世の中に実在する上記2つの状況が意味することについて述べる

帰納的理由づけ

いくつかの異なるもの(考え、出来事、事実)が何らかの点で似ていることに気づき、それらをひとつのグループにまとめ、その類似点の意味について意見を述べる。