「なぜ人と組織は変われないのか」読書メモ
はじめに
「なぜ人と組織は変われないのかを途中まで読んだのでメモする。 (途中で力尽きてしまった) リーダーシップに関連しており、変革を妨げる要因を免疫マップを使って理解するための本。
感想
- 目標達成を阻害する裏の目標を理解することが重要
- 知性の段階の考え方はおもしろい
- 知性の段階を把握するには主体が何なのかを意識すると良さそう
- 人に指示を出す役割を演じていると「仕事をしているふり」を過ごす感じがしていたので共感した。仕事を押し付けてる感覚があるので協力して達成しようとしている感覚を身につけるようにすると良さそう
読書ノート
大人の知性の3段階
「環境順応型知性」「自己主導型知性」「自己変容型知性」の順に知性が高まっていく。知性の測定は「主体」と「客体」の線引に寄り判断 できる。
知性段階ごとの特徴
- 環境順応型知性
- チームプレイヤー
- 忠実な部下
- 大勢順応主義
- 指示待ち
- 依存
- 自己主導型知性
- 課題設定
- 導くために学ぶリーダー
- 自分なりの羅針盤と支店
- 問題解決志向
- 自律性
- 自己変容型知性
- メタリーダー
- 学ぶために導くリーダー
- 複数の視点と矛盾の受け入れ
- 問題発見志向
- 相互依存
知性段階ごとの主体客体関係
認識のレンズを認識の対象に変えるごとに段階は発達する。 知性を高めるためには「適度な葛藤」が必要になる。
- 環境順応型知性
- 主体
- 単純な抽象概念(特定の価値観、信念、考え方)
- 主観的な感覚、自分の心理状態、自意識
- 客体
- 具体的な現実
- 自分の欲求、長期的な志向、好き嫌い
- 主体
- 自己主導型知性
- 主体
- 抽象的なシステム(相互定期な思考。枠組み、イデオロギー、価値体系)
- 自己主導性、自律性(自分の心理状態を自分自身で決定すること)
- 客体
- 単純な抽象概念
- 主観的な感覚、自分の心理状態、自意識
- 主体
- 自己変容型知性
問題をあぶり出す免疫マップ
免疫マップ
- 第一枠:改善目標
- 第二枠:阻害行動(改善目標の達成を妨げる要因)
- 第三枠:裏の目標
- 第四枠:強力な固定概念