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技術や日常のログ

チーム形成期フェーズのドラッカー風エクササイズについて

新しく作られたチームでドラッカー風エクササイズをすることになったので改めて調べたことをメモする。

ドラッカー風エクササイズとは

ドラッカー風エクササイズは書籍「アジャイルサムライ」で紹介されているチームビルディングの手法です。4つの質問の答えをチームで共有することによって相互理解、期待のすり合わせをすることが期待できます。

4つの質問(原案)

  • 自分は何が得意なのか?
  • 自分はどうやって貢献するつもりか?
  • 自分が大切に思う価値は何か?
  • チームメンバーは自分にどんな成果を期待してると思うか?

参考

チームの現状を踏まえてアレンジしてみる

現在のチームは結成したばかりの状態でチームメンバーについてよくわかっておらず、期待する成果までは答えることが難しい状態だった。なので原案の4つの質問が適当であるか疑問に感じていたんだけど、バックログのブログに記載されているタックマンモデルを組み合わせた考え方を読み、とても腹落ちをしたのでアレンジして適用することにした。

チームの状況

  • タックマンモデルのフェーズ:形成期
    • 1ヶ月程度同じチームのメンバー、ほぼ初対面のメンバー
    • 大まかなスキルはわかるがお互いのことをよく知らない

ドラッカー風エクササイズの目標

  • 自分を知ってもらう

質問

  • 入社年月 / 名前
  • 何が得意か?
    • 自分が120%頑張っちゃうこと
    • チームの中での役割
  • どういうふうに仕事をするか?
    • どういう状態でパフォーマンスを発揮できる?
    • ここだけは駄目なポイントは?
  • 大切にしている価値観は何か?
    • 例:ドキュメント重視、コミュニケーション重視、定時退社 など
    • この会社に入った理由 など

ワークショップ事前準備

  • ペンと付箋
  • タイマー

ワークショップ

  • 事前説明:3m
  • 目的の確認:1m
  • 回答の記入:10m
  • 回答の発表:~5m/1人
  • 結果の確認:5m

実施後の所感

滞りなくワークショップを進めることができ、メンバー同士の相互理解を少し進めることができたと思う。 ただし期待のすり合わせはまだ出来ていないので数週間後に改めてワークショップを開催すると良さそう。 またPJのゴールも定義した上で実施すると尚良い議論などができると思われる。

進行はよかったけど、プレイヤーとして自己開示するのは苦手だなー。

 

追記

あとから社内LTでも内容をまとめて発表していたのでスライドも追加しておく